ばんのメニュー表を開くと、串焼きから一品料理まで数十種類が並びますが、訪れた際に必ず押さえておくべき看板メニューが存在します。鮮度抜群の内臓肉を職人が炭火で焼き上げるもつ焼きはもちろん、長年門外不出のレシピで受け継がれるサイドメニューは圧巻の完成度を誇ります。
1. 元祖レモンサワー(セット)
卓上に運ばれてくるのは、焼酎がたっぷり注がれたジョッキ、瓶入りの炭酸水、そして半分にカットされた生レモンと搾り器です。自分で果汁を絞り入れて作るライブ感と、フレッシュな酸味が脂の乗ったもつ焼きと完璧に調和します。飲み終えた後は「中(焼酎のおかわり)」や「外(炭酸水のおかわり)」を追加注文し、搾り終えたレモンの皮をジョッキの中に高く積み上げていくのがファンの定番の楽しみ方です。
2. 絶品もつ焼き(カシラ・シロ・レバー・ナンコツなど)
毎朝芝浦の食肉市場から届く新鮮な豚モツを丁寧に下処理し、強火で香ばしく焼き上げます。弾力と旨味が溢れる「カシラ」、脂の甘みがタレと絡む「シロ」、臭みが一切なく濃厚な「レバー」など、1本100円〜120円前後という破格の価格設定ながら、専門店屈指のクオリティを維持しています。
3. 秘伝ソースが染みる「レバカツ」
薄切りにした新鮮なレバーに細かなパン粉をまとわせ、サクッと軽やかに揚げた人気の一品です。揚げたてを特製の濃厚ウスターソースに潜らせて提供され、サクサクの衣とレバーのしっとりとしたコク、甘辛いソースの酸味が三位一体となって押し寄せます。
4. ピリ辛煮込み「とんび豆腐」
「とんび」とは豚の尾(テール)の部位を指します。コラーゲンたっぷりの豚尾を唐辛子とともにじっくり煮込み、大ぶりの豆腐に旨味を染み込ませた名物料理です。ピリッとした刺激的な辛さと豚肉の奥深い出汁が豆腐の芯まで浸透しており、お酒が止まらなくなる中毒性を秘めています。
5. 鮮度際立つ「ガツ刺し・コブクロ刺し」
徹底した衛生管理のもと、絶妙な火入れ(低温調理)で仕上げられた刺しメニューは、コリコリとした小気味よい食感と素材本来の甘みを堪能できます。特製酢醤油やニンニク醤油、たっぷりのネギとともに味わう逸品です。