かつてはひな壇芸人として、あるいは鋭いコメンテーターとしてテレビ画面を賑わせていた。しかし、現在の彼女の主戦場はSNSや個人ブログだ。テレビというメディアが求める「過激なキャラクター」を演じることに、彼女自身が限界を感じていたのかもしれない。
編集されない、自分の言葉をそのまま届けられる場所。そこで綴られる言葉は、時に生々しく、時に痛々しい。しかし、そこにはテレビのフィルターを通さない「生身の遠野なぎこ」が存在する。視聴率や演出に魂を削られる生活から距離を置いたことで、彼女の精神状態はかつてない安定を見せている。