優秀な人材の確保に苦しむ現代の企業において、時間管理の厳格化は必ずしも正解ではなくなりつつある。ITスタートアップを中心に、「コアタイムなしのフルフレックス」や「成果物評価制度」を導入し、勤務時間へのこだわりを完全に捨てる企業が増えている。
あるIT企業の経営者は語る。「クリエイティブな才能を持つ人物ほど、規則正しい生活や時間管理が苦手な傾向がある。彼らを『朝9時に来ないから』という理由で排除するのは、会社にとって大きな損失だ」。時間を守ることよりも、生み出す価値の大きさを評価する。この実利主義的なアプローチが、今後のスタンダードになるかもしれない。