二人が結婚したのは2011年のこと。当時、人気絶頂の中堅芸人だった大竹一樹と、フジテレビの人気アナウンサーだった中村仁美の結婚は大きな話題を呼んだ。それから15年。メディアで語られる中村の姿は、いつしか「夫を尻に敷く強い妻」となっていた。
しかし、彼女の発言を細かく紐解いていくと、そこにあるのは理不尽な支配ではない。むしろ、大竹という「極めて扱いづらいクリエイター気質の男」と平穏に暮らすための、高度なコミュニケーション技術が見えてくる。彼女がバラエティ番組で放つエピソードは、視聴者を楽しませるエンターテインメントでありながら、日常のストレスを笑いに昇華するライフハックなのだ。