発端は、ある海外のクリエイターが投稿した短い動画だった。CGで描かれたリアルな質感のコンクリートブロックが、あの独特のテンポで「ぽて、じん」と回転しながら坂を下っていく。このシュールでどこか愛らしい映像は瞬く間に拡散され、「#PotejinChallenge」というハッシュタグを生み出した。
今やバイラルメディアは、この現象の分析に追われている。派手なダンスや過激なスタントが溢れるタイムラインの中で、ただ四角い体が転がるだけの映像が、驚異的な視聴回数を叩き出しているのだ。スマートフォンの画面をスクロールする手が、そのあまりにも単調で規則正しい動きを目にした瞬間、ピタリと止まる。この奇妙な吸引力こそが、ブームの原動力だ。