話をネパールに戻そう。2026年、この国はサステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)の世界的先進国として注目を浴びている。プラスチック製品の持ち込み制限や、エコガイドの義務化など、ヒマラヤの環境を守るための厳格なルールが功を奏し、自然の美しさがかつてないほど保たれているのだ。
そればかりか、カトマンズやポカラといった都市部では、ヴィーガンカフェやオーガニックホテルが急増している。ヨガや瞑想のリトリートを目的とした長期滞在者も増えており、単なる観光地から「心身を癒やす場所」へとその価値を高めている。今、ネパールを訪れることは、自分自身のライフスタイルを見つめ直す旅と同義なのだ。