2026年、競馬界の関心は「ポスト・ディープ」の覇権争いに移っている。その筆頭が、無敗の三冠馬コントレイルだ。初年度産駒がデビューし、その仕上がりの早さと鋭い瞬発力はまさに父の生き写しと評されている。コントレイルの種付け料もまた、父の足跡を追うように高水準で推移している。
一方で、すでにリーディングサイアーの常連となったキズナの存在感も無視できない。タフで洋芝もこなす産駒の多様性は、ディープ直系でありながら独自の進化を遂げた証だ。偉大な父が遺した「4000万円」という高みへ、どの後継者が最も近づくことができるのか。社台スタリオンステーションでの評価額の推移は、そのまま日本競馬の未来図を描き出している。