店舗での販売が厳しく制限された現在、取引の舞台は完全にサイバースペースへと移行している。
X(旧Twitter)やInstagramで特定のハッシュタグを検索すれば、隠語を用いた販売アカウントが数多くヒットする。実際の交渉はテレグラムやシグナルといった監視の届かない暗号化アプリで行われ、商品の受け渡しは「手押し(手渡し)」や「郵送」、さらには指定された場所に隠しておく「置き配(デッドドロップ)」で行われる。
買い手と売り手が直接顔を合わせる必要がないため、心理的ハードルは極めて低い。この匿名性の高さが、一般の高校生や大学生までもが売買に手を染めるハードルを下げている。