もう一つの根強い噂である「釜本邦茂は車椅子に乗っているのではないか」という疑惑についても、現地取材および関係者への聞き取りによって真相が判明しています。
この噂が広まった発端は、過去に行われたサッカー界の功労者を表彰する記念式典やOBイベントにあります。長年日本サッカーを支えてきた80代〜90代の元重鎮たちが登壇する際、高齢の同僚OBが車椅子を利用して入場した場面や、移動時にスタッフが介助を行った様子がテレビや写真ニュースで報じられました。その映像を見た一部のネットユーザーが、同世代の代表格である釜本氏と混同して掲示板やSNSに書き込んだことが発端です。
現場取材班が確認した直近のサッカースクール現場において、釜本氏が車椅子や杖を使用している事実は一切ありません。ピッチサイドに直立し、身振り手振りを交えながら「ボールの芯を捉える感覚」を熱心に語る姿は、かつてヤンマーディーゼルのエースとしてゴールを量産していた気迫そのものです。
長年の現役生活、そして左右のアキレス腱断裂を経験しているため、激しいダッシュや長時間のランニングこそ控えているものの、日常生活やサッカー指導を支障なくこなす強靭な足腰を現在もしっかりと保っています。