売場を歩いていて目を見張るのが、プライベートブランド(PB)の棲み分けだ。オーガニックや無添加にこだわるナチュラル志向の「BIO-RAL(ビオラル)」は、健康意識の高い若年層や子育て世代の買い物カゴに次々と収まっている。素材本来の味を生かした調味料や有機ナッツ類は、もはや専門店のクオリティに匹敵する。
一方で、毎日の生活必需品を堅実に支えるのが「スマイルライフ」だ。品質と価格のバランスを極限まで追求したラインナップは、物価高が続く家計にとって頼もしい防波堤となっている。異なる価値基準を持つ2つのブランドを同じ売場内で自在に使い分けられる設計こそ、幅広い客層を惹きつけて離さない理由だ。