ライブリークの共同創業者であり、メディアのフロントマンを務めていたヘイデン・ヒューイット(Hayden Hewitt)氏は、サービス終了時に公開したメッセージ動画の中で、胸中を赤裸々に明かしています。
「世界は大きく変わり、インターネットも変わってしまった。これ以上、かつての形で戦い続ける気力は残っていない」
ヒューイット氏らはもともと、ショッキング映像サイト「Ogrish.com」の運営に関わっていましたが、2006年に「検閲のない市民ジャーナリズムの確立」を掲げてライブリークを立ち上げました。権力側のプロパガンダに対抗し、世界のありのままの真実を届けるという理念は、イラク戦争の未編集映像や各国のデモ現場の告発などで一定の役割を果たしました。
しかし、ネット環境の成熟とともに、理念よりも「単なるショックサイト」としての消費が先行するジレンマに直面。24時間体制での過激映像フィルタリングにスタッフが精神的・肉体的な限界を迎えたことも、創業者自身の手でサイトを畳む決断へとつながりました。
この電撃的な閉鎖に対し、ネット上では「アングラなネット文化の一時代の終焉」「検閲なき情報源が失われた」と惜しむ声が上がった一方、「ネット社会の健全化に向けた必然の流れ」と冷静に受け止める声も多く見られました。