メディアが伝える華やかなパブリックイメージと、実際に店舗の重いガラス扉をくぐった一般客が受ける印象にはどのようなギャップがあるのでしょうか。各種レビューやSNSに投稿されたサンローラン表参道ネットの反応を多角的に分析しました。
肯定的な意見として目立つのは、やはりその圧倒的なスケール感と世界観の統一性です。
「伊勢丹や銀座の店舗では見かけないランウェイピースがトルソーに飾られていて、美術館のような緊張感と高揚感がある」「メンズのフロアがワンフロア丸ごと独立しているため、男性1人でも気後れせずにじっくり選べる」「スタッフがブランドの歴史やシルエットのこだわりを細かく解説してくれた」といった、サンローラン表参道店人気理由を裏付ける声が多数を占めます。
その一方で、辛口なサンローラン表参道評判として散見されるのが「入店時の心理的ハードル」と「スタッフの接客スタンス」に関するものです。
「黒スーツのドアマンが立っていて、入るのにかなりの勇気がいる」「接客がクールすぎて、自分から話しかけないと冷たく感じてしまうことがあった」「休日に行ったら外国人観光客で混み合っており、スタッフが捕まらずに結局何も見られず退店した」といった意見が確認できます。サンローラン特有のエッジの効いたブランディングが、時に「近寄りがたい冷徹さ」として受け止められてしまう側面があるのは事実です。