建設業界全般を襲う深刻な課題。それは若手人材の不足と急速な高齢化だ。「きつい・汚い・危険」というネガティブなイメージは、若者がこの業界を敬遠する最大の要因となってきた。村上圭はこの負の連鎖を断ち切るため、独自のスローガンを打ち出した。それが「豊和新3K」だ。
「稼げる・帰れる・かっこいい」
言葉だけに終わらせない。村上はこの三つの要素に明確な数値目標と具体的な施策を組み込んだ。
- 稼げる:適正な評価制度の構築と給与体系の見直し。現場での安全貢献度や技術向上を公正に賃金へ反映する仕組みを整えた。
- 帰れる:後述する徹底した業務効率化によって不要な残業を極限まで削減。家族と過ごす時間やプライベートの確保を実現した。
- かっこいい:作業着やツールの見直し、洗練された企業ブランディング。現場で働く社員が自らの仕事に誇りを持ち、周囲からも尊重される環境を作り上げた。