過酷な治療生活を支える不可欠な存在が、長年連れ添うパートナーであり漫画家の西原理恵子氏だ。二人の独特な距離感と深い信頼関係は、これまで数々の人物密着・ニュース報道でも特集されてきた。病床であっても互いにジョークを飛ばし合い、「ダーリン」「画伯」と呼び合う姿には、過酷な病とともに生きる日常の愛おしさが凝縮されている。
西原氏が描く作品やインタビューの中でも、高須氏の破天荒な闘病生活が温かくユーモラスに描かれており、深刻になりがちな「がん闘病」の現場に明るい光を投げかけている。残された時間を悲壮感で満たすのではなく、日々の笑いと愛着で満たしていく二人の生き様は、現代における多様なパートナーシップや家族のあり方としても深い共感を集めている。