Q1:クラッシュ・ギャルズ(長与千種・ライオネス飛鳥)の不仲説は事実だったのでしょうか?現在の関係は?
A1:現役ブーム当時の不仲は事実です。急激な人気の高まりと多忙、さらにプロレスに対する方向性の違い(感情むき出しのプロレスを志向した長与氏と、アスリートとしての完成度を求めた飛鳥氏)から、全盛期後半は私生活での会話がほとんどない状態でした。しかし、引退と時を経て2000年に再結成を果たし、還暦を迎えた現在では互いの功績を認め合い、リスペクトし合えるかけがえのない盟友関係へと昇華しています。
Q2:全女の「三禁(酒・煙草・男)」を破った選手はどうなっていたのですか?
A2:発覚した場合は、坊主頭(丸刈り)、無期限の謹慎、ファイトマネーの没収、最悪の場合は即時解雇という極めて重いペナルティが科されました。特に男性スキャンダルはアイドル的人気を致命的に損なうため、松永兄弟や会社幹部による監視は徹底していました。しかし実際には、先輩たちの目を盗んで密かに恋愛をしていた選手も少なからず存在し、引退後の暴露トークなどで当時のスリリングな裏話が語られています。
Q3:ブル中野氏が2026年にWWE殿堂入りを果たしたことは、なぜ世界的に大きなニュースとなったのですか?
A3:ブル中野氏は1990年代初頭、WWF(現WWE)の女子王座を獲得し、アランドラ・ブレイズとの抗争でアメリカの女子プロレスの基準を一変させたパイオニアだからです。当時、アメリカの女子プロレスはモデルのような選手による添え物に過ぎませんでしたが、ブル中野氏の圧倒的なパワー、ギロチンドロップ、ヒールとしての凄みが本場の観客と関係者に衝撃を与えました。その後の世界の女子プロレス革命の基礎を築いた功労者として、満を持しての歴史的殿堂入りとなりました。
Q4:25歳定年制を破って現役を続けた最初のレスラーは誰ですか?
A4:実質的に定年制を打破したのはジャガー横田氏やデビル雅美氏です。特にジャガー横田氏は24歳で一度引退したものの、コーチとして全女に残り、後に現役復帰。デビル雅美氏も全女を離脱してフリーとなり、年齢の壁を越えてトップとして戦い続けました。1990年代に入ると北斗晶氏やブル中野氏、アジャコング氏らが25歳を超えて全盛期を迎えたため、自然消滅の形で制度そのものが完全に撤廃されました。