花粉症は親から子へ遺伝する?最新ゲノム研究で判明した体質リスクの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

親から子へ直接的に「花粉症」という病気そのものが引き継がれるわけではない。遺伝するのは、アレルギー症状を引き起こしやすい「遺伝的素因(アレルギー体質)」だ。2026年現在の最新研究データによれば、片親が何らかのアレルギー疾患を持っている場合、子どもが発症する確率は約30〜50%とされる。さらに両親ともにアレルギー体質であるケースでは、そのリスクは50〜80%近くにまで跳ね上がる。

ただし、遺伝的リスクが高いからといって、必ず発症するわけではない。体質という土台の上に、どのような環境要因や生活習慣が重なるかによって運命は分かれる。リスクの確率を正しく把握し、事前の対策を講じることが重要だ。