甲殻類の中でも立体的なレイアウトを楽しめるのが淡水カニ類です。サワガニやバンパイアクラブを飼育する際は、水深を数センチ程度に抑え、砂利を傾斜させて陸地を広く取ったアクアテラリウム形式の飼育セットを構築します。カニはエラ呼吸と空気呼吸を併用するため、完全に水没した環境では溺れてしまうリスクがあるためです。脱走の名手でもあるため、配線穴までしっかり塞ぎましょう。
また、小型水槽の同居人として検討されることが多いヒメツメガエルですが、混泳には明確な注意点が存在します。
- 小型魚(ネオンテトラ等)との混泳:カエルの口に入るサイズの魚や稚魚は、夜間に捕食されるリスクがあります。逆に素早く泳ぐ魚にエサを横取りされ、カエル側が餓死してしまうトラブルも頻発します。
- 小型エビとの混泳:ミナミヌマエビなどの小型シュリンプは、カエルにとって格好の生餌となります。原則としてエビとの混泳は避けるべきです。
- 同種同士の多頭飼育:ヒメツメガエル同士であれば温和で争うことが少ないため、サイズ差がなければ複数匹での飼育が楽しめます。
ヒメツメガエルの魅力を最大限に味わい、エサを確実に食べさせるためには、他種との混泳を避けた「単独飼育」または「ヒメツメガエル同士のペア飼育」が最も安全で失敗しません。