表現のプラットフォームを広げる彼の歩みは、企業のトップマネジメントという領域にまで達した。名作アニメIPを多数保有する株式会社AICライツの代表取締役に就任し、老舗スタジオが培ってきた資産の再活性化に着手したのだ。
アニメと実写特撮のクロスオーバー、メタバース空間を活用したコンテンツ展開など、その発想は常にボーダレスだ。旧来のコンテンツビジネスが抱える硬直化を打破し、IPホルダーとファンがダイレクトに繋がるエコシステムの構築を急ピッチで進めている。俳優が経営権を握り、自らのビジョンでスタジオを動かすというダイナミズムは、国内エンタメ界でも極めて稀有な事例といえる。