友野選手の真骨頂は、一度見たら忘れられない情感豊かなプログラムと、楽曲の世界観を完璧に体現する衣装デザインにあります。彼がリンクに立つと、そこは競技会場からブロードウェイの劇場やクラシックの名ホールへと変貌を遂げます。
これまでに滑り込んできた代表作には、彼の代名詞ともいえる名プログラムが揃っています。
- 『ニュー・シネマ・パラダイス』:ノスタルジックな旋律に魂を乗せ、会場全体を温かな涙で包み込んだ傑作。
- 『ラ・ラ・ランド』:底抜けの明るさと華やかなジャズのリズムで観客を巻き込むエンターテインメントの極致。
- 『巴里のアメリ』:繊細なアコーディオンの調べに合わせた小粋なステップが光る名作。
- 『Halston(ホルストン)』『Underground』:大人の色気と現代的なビートを融合させた新境地。
振付陣には、友野選手の良き理解者であるミーシャ・ジー(Misha Ge)やシェイ=リーン・ボーン、デヴィッド・ウィルソンら世界最高峰のアーティストが名を連ねています。振付師が提示する難度の高いムーヴメントを自分の血肉へと昇華し、細部にまでこだわり抜かれたスタイリッシュな衣装とともに滑りきる姿は、国内外のジャッジからも高い構成点(PCS)で評価されています。