WebメディアやSNSのコミュニティで実施された意識調査のデータを分析すると、一般消費者の約84〜88%が「アボカドは野菜だと思っていた」と回答しており、果物という事実を知った際に強い驚きを示す傾向が確認できます。
「果物と知って衝撃を受けた」「果物ならヨーグルトやハチミツと合わせるべきなのか」といった戸惑いの声が上がる一方で、海外の食文化に目を向けるとまったく異なるアプローチが存在します。
ブラジルやベトナム、フィリピンなどの東南アジア・南米諸国では、アボカドは古くから「甘いデザート」として日常的に消費されています。果肉をコンデンスミルクや砂糖、氷、牛乳とともにミキサーにかけ、濃厚なアボカドシェイク(ベトナムの「シントー・ボー」など)やアイスクリームのベースとして味わうのが主流です。
日本国内でも、ヴィーガンスイーツやヘルシー志向の高まりを背景に、生クリームやバターの代替素材としてアボカドペーストを用いた濃厚チョコレートムースやパウンドケーキが専門店で登場しています。塩味のおかずとしても、濃厚なスイーツとしても成立する柔軟性こそが、アボカドという果実の真価と言えます。