あの鮮烈なブルーの正体は、ハーブのカミツレ(カモミール)に含まれる精油成分から誘導された「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」だ。この有効成分は、喉の粘膜に直接作用して腫れや炎症を抑え、赤く腫れあがった組織の修復を促す特殊な肉芽形成促進作用を併せ持っている。
本剤の代表格であるアズノールうがい液0.04%の供給を手がける日本新薬株式会社によれば、本剤は殺菌を主目的とする製品とは異なり、組織そのものの炎症反応を局所的に沈静化させる点に最大の強みがある。日々多くの患者を診察する耳鼻咽喉科の専門医師も、「喉の粘膜が赤く爛れて激痛を伴う局面では、強い刺激を与えることなく患部を保護する抗炎症作用が極めて有効だ」と指名処方の理由を語る。