過酷な選考を勝ち抜く家庭には、明確な共通項が存在する。それは「子どもの主体性を尊重する日常会話の質」と「確固たる家庭方針」だ。
合格を手にした芸能人家庭を取材すると、多忙を極めるスケジュールを縫って、徹底的に子どもと向き合う時間を作っている実態が浮かび上がる。台本の読み合わせのように言葉を覚え込ませるのではなく、日頃の遊びや自然体験を通じて、子ども自身に「なぜ?」「どう思う?」を問いかけ続ける。
また、学校側が最も嫌うのは「芸能人の特権意識」だ。親が有名人であることに甘えず、学校の教育理念である「独立自尊」に深く共鳴し、PTA活動や学校行事にも一般の保護者と同じ熱量でコミットする覚悟があるか。家庭の成熟度が、合否の決定打となる。