離婚後のスキャンダルや政界進出の挫折を経て、清水氏が選んだのは「高齢化社会における運動療法の普及」という泥臭くも堅実な実業家の道でした。
清水氏が立ち上げた「株式会社two-seven(トゥーセブン)」(社名は自身の現役時代の世界最高記録「34秒27」および男子500mに由来)は、北海道札幌市を中心に急速な成長を遂げています。展開する主な事業は以下の通りです。
- リハビリ特化型デイサービス「ノース治療院/スタジオ7」:現役時代のトレーニング理論と医学的知見を融合させた運動プログラム。
- 訪問看護・訪問リハビリステーション:地域包括ケアシステムに根ざした在宅療養支援。
- 整骨院・鍼灸院の多店舗運営:アスリートから一般高齢者までを対象とした運動機能改善。
特筆すべきは、清水氏が単なる「名義貸し」の広告塔ではなく、弘前大学大学院医学研究科に入学し、自ら医学博士号(医学的バックボーン)を取得して経営の先頭に立っている点です。自身が喘息や度重なる怪我に苦しんだ経験から、現場の利用者一人ひとりに寄り添う姿勢は、道内の医療・介護関係者からも高く評価されています。
業界関係者の分析や企業規模から推測すると、関連施設の売上高は数十億円規模に達しており、清水氏個人の現在の年収は役員報酬や講演料、メディア出演料を含めて推定3,000万〜5,000万円以上と堅調に推移しています。経済的にも自立し、地域社会に不可欠な存在としての地位を確固たるものにしています。