SNSや知恵袋、卒業生のコミュニティにおいて、青山学院女子短期大学の話題は今なお高いエンゲージメントを誇ります。バブル期に青春を過ごしたOGの手記やインタビューでは、「青短の学生証があれば、どんな企業の会社説明会でも最前列に案内された」「渋谷の洗練されたキャンパスライフが自信を与えてくれた」といった圧倒的なブランド力に対する誇りが語られます。
一方で、近年のネット上の反応には冷ややかなトーンも混ざり合っています。「短大という学位そのものが現代の転職市場で不利に働くのではないか」「4年制大学出身者との給与格差に直面した」といった、学歴社会の構造変化に伴う葛藤の声も少なくありません。
実際に大手人材紹介各社のキャリアコンサルタントによる分析でも、2000年代以降の採用市場では「学歴の名称」以上に「大学4年間で何を研究し、実務にどう直結するスキルを身につけたか」が厳格に問われるようになっています。青短のOGたちは、短大時代の高い教養を土台にしつつも、社会人大学院への進学や資格取得などによる学び直し(リスキリング)によってキャリアを切り拓くケースが目立っています。