本宮に到達した者だけが授かることができる「幸福の黄色いお守り」は、今や金刀比羅宮の象徴的授与品として知られる。鮮やかな黄色は、絹糸を染め上げた独特の風合いを持ち、身につける者に心身の平安と多幸をもたらすと信じられてきた。ミニミニサイズのミニ守りや、愛犬の健康を祈る「こんぴら狗」のコラボレーション守りなど、時代に即した授与品も人気を集めている。
また、授与所で頒布される限定御朱印や季節ごとの特別神札には、古来からの海難事故防止や大漁祈願にとどまらず、商売繁盛、病気平癒、さらには悪縁を断ち切り良縁を結ぶという強力な祈祷が込められている。特に厳魂神社(奥社)でのみいただける御朱印は、1368段を登り切った証として、多くの参拝者にとって一生の宝物となっている。