二人の出会いは、共通の知人を介した会食の席だった。当時、怪我やプレッシャーと戦っていた琴奨菊和弘に対し、祐未さんは飾らない人柄と柔らかな傾聴力で寄り添ったという。知的な雰囲気を纏いながらも、どこか凛とした芯の強さを持つ彼女の存在は、勝負の世界で生きる大関の心を一瞬で掴んだ。
2015年に結ばれた二人の披露宴は、多くの相撲関係者やファンから温かい祝福を受けた。元大関が「彼女の笑顔を見ると、どんな苦しい稽古も乗り越えられる」と周囲に明かしていた通り、二人の強い絆は相撲界全体でも一目置かれるものとなっていく。