地震調査研究推進本部が提示する長期評価において、南関東地域で今後30年以内にM7クラスの地震が発生する確率は約70%という極めて高い水準を維持しています。2026年時点のシミュレーションでも、千葉県は全域にわたり強い揺れに見舞われる確率が全国トップクラスの地域として評価されています。
身の回りの具体的な危険度を把握するためには、県および各市町村が提供する千葉県の活断層マップや防災ハザードマップを多層的に確認することが不可欠です。自治体のハザードマップを確認する際は、以下のステップで情報を読み解くことが推奨されます。
第一に、「揺れやすさマップ(想定震度マップ)」で自宅や職場が震度6強以上のエリアに入っているかを確認します。第二に、「活断層・地盤分類」を照合し、台地・段丘(比較的硬質)か低地・埋立地(軟弱地盤)かを特定します。そして第三に、国土交通省の「重ねるハザードマップ」などを活用し、震度分布と後述する液状化危険度をオーバーレイさせて総合的な危険度を判定します。