ふたりの原点といえば、2010年に放送されたSF学園ドラマ『Q10』に遡る。当時、国民的アイドルグループAKB48の絶対的センターとして多忙を極めていた前田敦子と、大手芸能事務所アミューズの若手ホープとして急成長を遂げていた佐藤健。切なくも温かいロボットと高校生の友情・恋を描いた作品は、若者の間で爆発的な反響を呼んだ。
あれから十数年。アイドルという枠組みを飛び出し、インディペンデント映画や舞台で尖った存在感を示す女優へと進化を遂げた前田。一方、アクションから人間ドラマまで縦横無尽に作品を引っ張る看板俳優となった佐藤。それぞれの道で修羅場をくぐり抜けてきた二人が、成熟した表現者として再会を果たす準備は整っていた。