事故が起きた夜、前田健はフジテレビのバラエティ番組の収録を終えた後、新宿3丁目の飲食店を訪れていた。一人で食事を済ませ、店を出て数分後のことだ。路上で激しく嘔吐し、意識を失って倒れ込んだ。発見した通行人がすぐに119番通報し、救急隊が駆けつけたものの、すでに心肺停止の状態に陥っていたという。
病院へ搬送され、集中治療室で心臓マッサージや人工心肺装置を用いた蘇生措置が懸命に続けられた。しかし、一度途絶えた心拍が戻ることはなく、翌々日の未明に帰らぬ人となった。直前まで自身のSNSで元気な様子を発信し、普段通りの仕事をこなしていただけに、突然の事故は現場関係者にも極めて大きな動揺を与えた。