同センターを受診するにあたって、絶対に知っておくべき鉄則がある。それが「紹介状(診療情報提供書)の持参」と「事前予約」の原則だ。
地域のかかりつけ医からの紹介状を持たずに受診しようとした場合、厚生労働省が定める保険外併用療養費(選定療養費)として高額な追加費用が発生するだけでなく、当日の受診自体が受け付けられないケースがほとんどを占める。初診の予約窓口は地域の開業医を通じて取得するルートが標準化されており、保護者が直接電話をかけても即日予約を取ることは極めて難しい。
「まずは近所の小児科クリニックを受診し、医師の客観的な診断を経て紹介を受ける」。このステップこそが、結果として最短で適切な治療へアクセスする唯一のルートだ。緊急時を除き、外来受診のハードルを設けることで、外来の混雑を緩和し、重篤な疾患を抱える子どもたちへの診療精度を維持している。