個々人の基礎代謝量や筋肉量、自律神経の働きによって、同じ気温15度であっても感じる寒暖のストレスは全く異なります。自身の体質と一日の行動パターンに基づいた明確な判断基準を持つことが重要です。
寒がり・冷え性な人:レイヤードと「首・手首・足首」の保温
寒さを感じやすい体質の方は、最高気温15度の日はもちろん、最低気温15度の日であっても油断は禁物です。薄手のニットや保温インナーをベースに据え、裏地付きのトレンチコートや風を通さないブルゾンをアウターに選定してください。さらに、薄手のシルクスカーフやソックスの厚みを調整し、太い血管が通る「三つの首」を冷気から守る工夫を取り入れることで、着膨れすることなく高い保温効果を得られます。
暑がり・汗をかきやすい人:通気性インナーとパッカブルアウター
少しの歩行や階段の昇降で汗ばんでしまう体質の方は、インナーをドライタッチな高機能Tシャツや薄手シャツにし、温度調節のすべてをアウターに委ねる設計が最適です。脱いだ際にコンパクトに折りたたんでバッグに収納できる軽量のマウンテンパーカーや、撥水加工が施されたシェルジャケットを携行すれば、屋外での急な冷え込みや雨風を防ぎつつ、移動時のオーバーヒートを完全に回避できます。