少し前まで、この年代の女性キャストに与えられる役どころといえば、主人公の母親や、口うるさい姑、あるいは穏やかな祖母といった「脇役」が定番だった。しかし、今は違う。2026年現在のドラマシーンを見渡せば、彼女たちが恋愛をし、ビジネスで闘い、時には社会の闇に立ち向かうスリリングな主役を張る作品が急増している。
ステレオタイプな「お母さん」の枠にはめ込まない脚本が、今、視聴者の心を揺さぶる。葛藤し、傷つきながらも自分の足で立つ大人の女性のリアルな姿。それこそが、現代の視聴者が渇望していたリアリティなのだ。