公園の名前の由来となっているのが、すぐ隣に鎮座する「美江寺観音(美江寺)」です。美江寺観音の歴史を紐解くと、戦国時代の動乱期に遡ります。もともとは現在の瑞穂市(旧美江寺宿)にあった寺院ですが、永禄10年(1567年)に岐阜城へ入城した織田信長公が、城下町の繁栄と安寧を祈願して現在の岐阜市中心部へと移築させました。
本尊の「十一面観世音菩薩」は美濃西国三十三観音霊場の札所本尊としても信仰を集めており、境内と一体化した美江寺公園の敷地には、かつての城下町の賑わいと祈りの歴史が今なお色濃く残っています。公園を訪れた際は、ぜひ隣接する美江寺観音の境内へも参拝し、信長公が描いたまちづくりの息吹を感じてみてください。