2026年の部屋閉鎖から月日が流れ、元陸奥部屋の力士たちはそれぞれの移籍先で確かな存在感を示しています。特に音羽山部屋の中心となった霧島は、鶴竜親方の指導のもとで精神的にも円熟味を増し、幕内上位戦線で常に優勝争いに絡む活躍を見せています。
また、荒汐部屋へ移籍した若手力士や、裏方として本場所の運営を支える行司・呼出陣も、それぞれの移籍先で欠かせない戦力として重宝されています。名門が培った礼儀作法と稽古に対する真摯な姿勢は、移籍先の各部屋にも良い刺激を与え、角界全体の活性化へと繋がっています。
一つの名門部屋が閉鎖されたことは寂しさを伴う出来事でしたが、その遺伝子は4つの部屋へと受け継がれ、形を変えてしっかりと息づいています。