どれほど優れた冷凍技術で作られていても、最後の仕上げを誤れば台無しになってしまう。多くの人が陥る最大の失敗は、電子レンジ調理時に発生する水蒸気で衣の底面が湿気ってしまうことだ。これを完全に防ぎ、専門店レベルのサクサク感を取り戻す裏技が存在する。
まず、耐熱皿の上にクシャクシャにして軽く伸ばしたアルミホイル、または厚手のキッチンペーパーを敷き、その上にから揚げを重ならないよう配置する。これだけで肉から出る余分な油と蒸気が底面に滞留するのを防ぐことができる。さらに、レンジ加熱直後はまだ衣の内側に水蒸気が残っているため、すぐには口に運ばず、網の上で約1〜2分間「放置」して粗熱を飛ばす。このわずかな一手間によって、水分が外へと逃げ、衣が劇的にクリスピーへと変化するのだ。