理想の庭池を完成させた後、末永くその姿を維持するためには、気候変動や生態系トラブルへの備えが不可欠だ。特に近年の日本で多発する猛暑や局地的な集中豪雨は、自作池にとって大きな脅威となる。豪雨によって池の水がオーバーフローし、大切なメダカが庭へ流出してしまう事故を防ぐため、シートのフチの一角に排水口(網を張った塩ビパイプや切り欠き)をあらかじめ設けておくことが鉄則だ。
また、夏場に発生しやすいボウフラや緑藻(アオコ)の大発生も初心者が直面しやすい壁だ。メダカを適正な数で飼育していればボウフラは自然と食べ尽くされるが、藻類の異常発生を防ぐにはナガバオモダカやホテイアオイといった水生植物を配置し、水中にある余剰な栄養分を吸わせることが極めて有効となる。落葉が底に溜まって腐敗すると水質が悪化するため、網でのゴミすくいと減水分のアオコ対策を兼ねた足し水を習慣づけること。これこそが、自作ビオトープをトラブルなく成功させる長期的メンテナンスの肝である。 (出典: ブルー シート 池 作り方(Yahoo!ニュース))
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