歴史ファンやドラマ通の間で今なお議論が尽きないのが、歴代作品の中でどれが本当の最高傑作なのかというテーマだ。世間一般の口コミや放送当時の平均視聴率だけでは、作品の本質的な価値を測りきれない。たとえば、放送当時は演出の斬新さゆえに評価が分かれたものの、放映終了後に熱狂的な再評価を受けた作品は少なくない。
現場のロケ撮影における泥臭いカメラワークや、役者が役に乗り移ったかのような即興のやり取りなど、画面の端々に宿る熱量こそが傑作の証だ。歴史の波に飲まれて散っていった無名の武将や女たちの生き様をいかにリアルにすくい上げるか。その情熱が結実した作品こそ、時代を超えて語り継がれるべき真の名作と言える。