今作の最大の目玉は、なんと言っても新世代のアニマトロニクスたちの登場だ。ピカピカに磨き上げられたプラスチックの肌、不自然に大きな瞳。一見すると愛らしい彼ら「トイシリーズ」が、暗闇の中で見せる狂気は前作の比ではない。
オルゴールが止まる。その瞬間、すべてが終わる。特に「パペット」が暗闇から這い出てくるシーンの緊迫感は、劇場全体が息をのむほどだ。CGに頼り切るのではなく、実物大のアニマトロニクスを実際に製作して撮影された映像は、CGでは決して出せない「そこに実在する恐怖」を突きつけてくる。スクラップ寸前の旧型たちとの対比も、不気味さを際立たせている。