日本野球機構(NPB)が公表した直近のデータによると、九回で決着がついた試合の平均所要時間は約3時間07分前後を推移している。延長戦を含めた全試合の平均となると3時間15分前後にまで伸びる。かつて3時間20分を超えていた時代と比較すれば、確実なテンポアップが見て取れる。
だが、メジャーリーグ(MLB)が投球間隔を厳密に制限して平均試合時間を2時間40分台へ一気に短縮した現実を目の当たりにしたファンからは、NPBのテンポに対してさらなるスピード感を求める声も根強い。試合時間の長短は、単なる数字の問題ではなく、ファンの観戦体験そのものを左右する命題なのだ。