蒲郡海鮮市場を訪れる旅行者の第一の目的が、直営食堂で提供される贅沢な「蒲郡海鮮市場 ランチ」です。なかでも不動の人気を誇るのが、三河湾の旬を豪快に盛り付けた海鮮丼です。毎朝市場から直送されるマグロ、サーモン、イクラといった定番ネタに加え、その日の朝に揚がった地魚やアカザエビなどが日替わりで鎮座する丼は、ひと口ごとに異なる食感と旨味を届けてくれます。
そして、訪れた者が口を揃えて絶賛するのが「蒲郡名物メヒカリ深海魚」の唐揚げです。メヒカリ(アオメエソ)は体長15センチほどの小魚ですが、水深200〜600メートルの深海で育つため、身に良質な脂をたっぷりと蓄えています。現場の調理場で職人が米粉や特製粉をまぶして高温で一気に揚げる唐揚げは、頭から骨ごとサクサクと噛み砕け、中からは驚くほどフワフワでジューシーな白身の脂が溢れ出します。
SNSや大手グルメレビューサイトに寄せられた「蒲郡海鮮市場 評判と口コミ」を精査すると、「深海魚特有の生臭さが一切なく、子どもの箸が止まらなかった」「海鮮丼のネタの厚みと鮮度が別格」というポジティブな評価が全体の8割以上を占めています。港町ならではの素材力と、素材の特性を知り尽くした下処理技術が、観光地の食事にありがちな「割高感」を払拭している証左といえます。