事件後、ポケモンの「ポリゴン」というキャラクターは、あたかも事件の元凶であるかのように世間から認知されてしまいました。しかし、映像の事実関係を精査すると、「ポリゴンは完全な冤罪である」という声がファンの間だけでなく広く知られています。
作中の実際の展開を振り返ると、問題の閃光が発生した経緯は次の通りです。
- サトシ一行とポリゴンが電脳空間内で、システムが放った「ワクチンミサイル」に追われる。
- 絶体絶命のピンチを脱するため、ピカチュウが「10まんボルト」(電撃技)をミサイルに向けて放つ。
- 電撃が命中したミサイルが大爆発を起こし、その爆発エフェクトとして赤と青の激しい点滅が画面全体に広がる。
事実として、爆発を引き起こしたのはピカチュウの電撃であり、ポリゴンは主人公たちを背中に乗せて電脳空間から必死に脱出させた「救出役」でした。しかし、サブタイトルが「でんのうせんしポリゴン」であったこと、CGを模した角ばったデザインが強い印象を与えたことから、メディアが一斉に「ポリゴンショック」と銘打って報道。看板キャラクターであるピカチュウを守る政治的配慮があったのではないかという憶測とともに、ポリゴンがすべての汚名を背負う形となってしまったのです。