当時、多くのユーザーがFlashテクノロジーを搭載したPCブラウザや、フィーチャーフォンの簡易ブラウザを通じてアクセスしていた。画面をクリックするだけで農作物が成長し、リアクションが返ってくる快感は、それまでゲームに触れてこなかった層をも巻き込んだ。モバイルエンターテインメントの可能性を一気に押し広げた瞬間と言える。
このブームは、日本のソーシャルゲーム業界の構造を根本から塗り替えた。従来の売り切り型パッケージゲームとは異なり、基本プレイ無料でアイテム課金を行うビジネスモデルの有効性が立証され、その後のスマートフォンアプリ時代の布石となったのだ。プラットフォームを提供した株式会社MIXIにとっても、ユーザーの滞在時間を爆発的に伸ばす強力なキラーコンテンツとなった。