後衛のスペシャリストという共通項から混同されやすいのがリベロとの違いです。しかし、ルール上の制約と戦術的役割は明確に分かれています。
リベロは守備専門のポジションであり、公式ルール上サーブを打つことが一切認められていません(※一部の特殊な海外学生リーグを除く)。その代わり、リベロは通常の交代回数(6回)にカウントされず、後衛の選手と何度でも自由に出入りできる特権を持っています。
一方のピンチサーバーは、正規の交代枠を消費して「サーブを打つ権利」を持ってコートに立ちます。サーブを打った後はそのまま後衛レフトやセンターなどの守備位置に入り、相手の強烈なアタックを拾い上げるディグ力も同時に求められます。守備を固めるリベロと、攻守両面でブレイクを狙いに行くピンチサーバーが連動することで、強固なバックアタックディフェンスが完成します。