アウトレット大谷石の主流を占めるのが「ダイヤ挽き」と呼ばれる表面仕上げの板材である。ダイヤモンドブレードで一直線に鋸引きされた表面は、適度なざらつきと平滑さを両立しており、近代的な建築空間によく馴染む。
現在流通している代表的なアウトレットダイヤ挽き材の価格構成は、極めて明確だ。たとえば、扱いやすい300×300mmサイズ(厚み20mm)の10枚セットは、税込9,510円前後で取引される。同サイズの厚み30mm品でも10,300円程度と、驚くべきコストパフォーマンスを見せる。
壁面の主役に据えられることの多い300×600mmサイズの場合、厚み20mmの10枚セットが19,900円、厚み25mmは21,000円が相場だ。しっかりとした存在感を放つ厚み30mm品でも28,250円で購入できる。定価施工と比較した場合、材料費を半額近くまで圧縮できるケースも珍しくない。
ただし、アウトレット商品は常に在庫が流動的だ。人気の高い厚み300×300mm帯などは入荷と同時に即完売することも多いため、見つけたら素早い判断が求められる。