Cad/Cam冠をおすすめしない理由とは?割れる噂の真相と後悔防ぐ選択基準

Cad/Cam冠をおすすめしない理由とは?割れる噂の真相と後悔防ぐ選択基準

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保険診療で白い歯が選べるメリットは大きいものの、実際に治療を受けた患者の体験談や口コミには、事前の説明不足に起因する戸惑いが数多く寄せられています。SNSや掲示板、Q&Aサイトに蓄積された利用者の生の声から、代表的な後悔事例を検証します。

「前歯の隣の歯(小臼歯)にCAD/CAM冠を入れました。治療直後は白くて綺麗で大満足だったのですが、2年ほど経った頃から明らかに黄色くくすんできて、清潔感がなくなってしまいました。コーヒーが好きで毎日飲んでいたせいもあるかもしれませんが、研磨してもらっても元の透明感は戻らないと言われ、結局自費のセラミックでやり直すことになりました」(30代会社員女性の手記より)

中葛西歯科などの臨床レポートでも指摘されている通り、ハイブリッドレジン材料はプラスチックの特性として微細な吸水性を持っています。日々の飲食に含まれる着色成分(茶渋、ポリフェノール、香辛料)を徐々に内部へ吸い込むため、陶器のようにツルツルした表面を永続的に維持できません。さらに表面硬度が低いため、歯磨き粉に含まれる研磨剤によって微小な傷が無数につき、そこへ色素や歯垢(プラーク)が定着しやすいという構造的な欠陥があります。

また、クラウンよりもさらにトラブル報告が相次いでいるのが、部分的な詰め物である「CAD/CAMインレー」です。

「奥歯の虫歯を削った後、保険でできる白い詰め物(CAD/CAMインレー)を提案されて装着しました。ところが、硬いナッツを噛んだ瞬間に『パキッ』と嫌な音がして脱落。歯科医院へ行くと、インレー自体が割れただけでなく、接着していた自分の歯の薄い壁まで一緒に欠けてしまっていました。結果として神経を取る処置が必要になり、最初から銀歯か丈夫な素材にしておけばよかったと深く悔やんでいます」(40代男性の体験告白)

インレーの治療では、複雑な窩洞(削った穴の形状)に合わせてブロックをミリング加工(機械切削)します。しかし、機械のバー(刃)のサイズ制限により、複雑な溝の角や薄いエッジ部分を100%精密に削り出すことには限界があります。わずかな適合のズレに応力が集中し、破折や自身の歯のチッピング(破片の欠損)を誘発してしまう現場のリアルが浮き彫りとなっています。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。