普段は泣き虫で姉たちに頼る場面が多いバブルスですが、ファンの間では「怒らせるとブロッサムやバターカップより遥かに手がつけられない」と恐れられています。この噂の決定的な根拠となったのが、クラシックシリーズ屈指の神回として知られる第33話「バブルスは凶暴(原題: Bubblevicious)」です。
博士や姉たちから「可愛いけれど赤ちゃん扱い」され、無力な存在として侮られたバブルスは、自らの強さを証明するためにタウンズヴィルの戦闘訓練室へ単身乗り込みます。通常はレベル2程度で行う訓練を、狂気じみた形相で一気に上限の「レベル11」へと引き上げ、襲いかかる無数の凶悪ロボットを素手で容赦なく粉砕しました。
さらに怒りの収まらない彼女は、街を脅かす悪党モジョ・ジョジョのアジトへ単身突入。一切の慈悲を見せず、言葉を発する間すら与えずにモジョを叩きのめし、物理的に完膚なきまで叩き潰すという圧倒的な暴力性を見せつけました。後から駆けつけたブロッサムとバターカップが、ボロボロになったモジョと冷徹な表情のバブルスを見て恐怖で後退りした描写は、まさに「最強説」を決定づけた瞬間です。
バブルスがキレる理由は極めて明確です。「弱虫・無能と侮辱されたとき」「大切なオクトティや家族に危害が及んだとき」「他者の理不尽な悪意に直面したとき」の3点に集約されます。感情のリミッターが外れた瞬間、彼女は理性的な計算を捨て、純粋な破壊衝動へとシフトします。計算高く立ち回るブロッサムや好戦的なバターカップとは異なり、「純真さの裏返しとしての狂気」を秘めているからこそ、敵にとっても最も予測不能で恐ろしい存在となるのです。