本作の大きな魅力は、海外ドラマ界で確固たるキャリアを持つ実力派俳優たちと、熟練の日本語吹き替え声優陣が生み出す絶妙な掛け合いです。
主人公ハンナ・スウェンセンを演じるのは、長寿昼ドラ『Days of Our Lives』で長年ヒロインを務めたアリソン・スウィーニー。彼女は本作で主演を務めるだけでなく、製作総指揮としても作品を牽引しています。自らスイーツ好きを公言するアリソンのはつらつとした演技に声を当てるのは、実力派声優の林真里花。知的で行動力がありつつも、家族や恋に振り回されるハンナの愛嬌を魅力たっぷりに表現しています。
ハンナと衝突しながらも次第に惹かれ合う敏腕刑事マイク・キングストンを演じるのは、甘いマスクのキャメロン・マシスン(吹き替え:森宮隆)。都会から田舎町にやってきた洗練された刑事のスマートさと、ハンナの危険な単独捜査にやきもきする人間味を巧みに演じ分けています。
一方、ハンナを優しく見守り支え続けるもう一人の男性、歯科医のノーマン・ローズ役にはゲイブリエル・ホーガン(吹き替え:大友龍三郎)がキャスティングされています。マイクとは対照的な包容力と穏やかさで、視聴者の間でも「マイク派かノーマン派か」という熱い議論を巻き起こしました。
さらに物語に欠かせないスパイスとなっているのが、娘たちの結婚を急かすお節介な母親デロリス(バーバラ・ニーヴン)と、妹のアンドレア(リサ・ドゥラップト)です。デロリスの華やかで過干渉なキャラクターは、ドラマに上質なユーモアと家族愛の温もりをもたらしています。