世間にその存在を決定づけたのは、映画およびドラマシリーズ『海猿』での熱演だった。海上保安官のタフな肉体と情に厚い人間性を体現し、一躍実力派としての評価を確固たるものにした。その後も特殊部隊の隊員、事件を追う刑事、時には冷酷な悪役まで、組織を支えるタフな男たちを演じ続けてきた。
彼の演技には、セリフ以上に「背中」で語る凄みがある。無言の立ち姿だけでキャラクターの過去や背負っている傷を感じさせる。特撮作品『シン・ウルトラマン』や近年の大型サスペンス劇で見せた静かな狂気と包容力は、映画関係者の間でも高く評価されている。