パイロットスクリュー締めるとどう変化?焼き付きを防ぐ正しい調整法

パイロットスクリュー締めるとどう変化?焼き付きを防ぐ正しい調整法

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日本のモータースポーツ史を支えてきたパーツメーカーである株式会社ケーヒンと株式会社ミクニでは、気化器における流体制御の設計思想に独自のアプローチが見られる。市販車向け純正キャブレターはもちろんのこと、レースシーンで不動の地位を築いたFCRキャブレターやTMRキャブレターにおいても、その繊細なセッティング性は多くのチューナーを魅了してきた。

ここで絶対に見落としてはならないのが、「パイロットスクリュー」と「エアスクリュー」の決定的な違いだ。ケーヒンのFCRキャブレターやミクニのTMRキャブレターをはじめとする高性能競技用キャブレターでは、モデルによって空気量を調整するエアスクリューとガソリン量を調整するパイロットスクリューが明確に使い分けられている。エアスクリューの場合は締めると「燃料が濃く」なり、パイロットスクリューの場合は締めると「燃料が薄く」なる。本田技研工業株式会社のフラッグシップマシンや名車たちに採用された歴代の気化器機構においても、この流路構造の理解なしにドライバー一本でアプローチすることは極めて危険と言える。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。