ネット上の口コミやSNSで頻繁に見受けられる「話が途中で分からなくなった」「設定が破綻しているのではないか」という疑問の多くは、作品の鑑賞方法における重大な盲点に起因しています。
盲点1:全作品に「ポストクレジットシーン(エンドロール後の映像)」が存在する
マーベル映画などでおなじみとなったポストクレジットシーンですが、本シリーズは2003年の第1作目から一貫してエンドロールの最後に次作や世界観に関わる超重要映像を配置しています。
- 第1作の後:猿のジャックが呪われた金貨を再び盗み出し、不死身の呪いが継続していることが判明。
- 第3作の後:10年間の航海義務を終えたウィルが、陸で待つエリザベスと成長した息子ヘンリーの元へ還る真のエンディング。
- 第5作の後:ベッドで眠るウィルとエリザベスの寝室に、倒されたはずのデイヴィ・ジョーンズの足音と爪の影が忍び寄る。
エンドロールが始まった瞬間に再生を停止してしまうと、物語の根幹を見落とすことになります。必ず最後まで見届けてください。
盲点2:「第4作は観なくても第5作に影響しない」という俗説の真偽
「4作目はスピンオフのようだから飛ばしてもいい」という意見がネット上で散見されますが、これは半分正しく、半分は誤りです。確かにウィルとエリザベスの物語としては1〜3作から5作目へ直結しますが、「なぜブラックパール号がボトルの瓶の中に閉じ込められているのか」「バルボッサがなぜ英国海軍から再び巨大海賊船団の首領へ返り咲いたのか」という第5作の初期状態は、第4作『生命の泉』を観ていなければ理解できない構造になっています。